2011年1月27日木曜日

原理講論 創造原理 第三節 より

原理講論 「創造原理」赤色(核心的内容)

第一章 創 造 原 理

第三節 創造目的
(一) 被造世界を創造された目的
(二) 神の喜びのための善の対象

(一) 被造世界を創造された目的
被造物の創造が終わるごとに、神はそれを見て良しとされた、と記録されている創世記のみ言を見れば(創一・4~31)、神は自ら創造された被造物が、善の対象となることを願われたことが分かる。このように被造物が善の対象になることを願われたのは、神がそれを見て喜ばれるためである。

すべての存在は二重目的をもつ連体である。

(二) 神の喜びのための善の対象
喜びが生ずるかという問題を先に知らなければならない。喜びは独自的に生ずるものではない。無形のものであろうと、実体であろうと、自己の性相と形状のとおりに展開された対象があって、それからくる刺激によって自体の性相と形状とを相対的に感ずるとき、ここに初めて喜びが生ずるのである。

三大祝福による天国が実現すれば、これがすなわち、神が喜びを感ずる世界であるということを、既に我々は説明してきた。

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