2011年1月29日土曜日

原理講論 創造原理 第四節 ,第五節より

原理講論 「創造原理」赤色(核心的内容)

第一章 創 造 原 理

第四節 創 造 本 然 の 価 値
第五節 被造世界の創造過程とその成長期間

第四節 創 造 本 然 の 価 値
(一) 創造本然の価値の決定とその価値の基準
(二) 創造本然の知情意と創造本然の真美善
(三) 愛と美、善と悪、義と不義
(1) 愛 と 美

四位基台は神の愛を完全に受けて、これを体恤できる完全な美の対象であり、また、完全な喜びの対象であるから、創造目的を完成した善の根本的な基台なのである。

第五節 被造世界の創造過程とその成長期間

(一) 被造世界の創造過程
(二) 被造物の成長期間

(一) 被造世界の創造過程

ここにおいて、宇宙は時間性を離れて突然に生成されたものではなく、それが生成されるまでには、相当な時間を要したという事実を我々は知った。したがって、天地創造を完了するまでの六日というのは、実際は、日の出と日没の回数によって計算される六日ではなく、創造過程の六段階の期間を表示したものであることが分かる。

(二) 被造物の成長期間

神は初めの日の創造が終わると、「夕となり、また朝となった。第一日である」(創一・5)と言われた。

これは被造物が創造されるとき、一定の成長期間を経て完成できるように創造されたからである。

被造物が完成するに当たっても、その成長期間は、蘇生期、長成期、完成期の秩序的三段階を通じてのみ完成するようになる。

人間は成長期間の三段階を完成できずに堕落し、創造目的を完成できなかったので、この目的を再び完成するに当たっても、この三段階を通過しなければならない。

人間は成長期間のどの段階で堕落したのだろうか。それは長成期の完成級で堕落したのであった。

(2) 間接主管圏

被造物が成長期にある場合には、原理自体の主管性、または自律性によって成長するようになっている。

万物は原理自体の主管性、または自律性により、成長期間(間接主管圏)を経過することによって完成する。けれども、人間は原理自体の主管性や自律性だけでなく、それ自身の責任分担を全うしながら、この期間を経過して完成するように創造された。

(3) 直接主管圏

直接主管圏とは直ちに完成圏を意味する。

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